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2007年 09月 08日
台風9号が 関東以北を縦断しました。
私の街では それほど被害がなかったのですが 異常に湿度は 高かったかもしれません。そんなとき ある有名な事務所から 「漏電ブレーカーをいれてもすぐ落ちる。」という 修理依頼がありました。 台風の後です。 どこかで 雨が入り込んで 絶縁が悪い場所がある。 「ブレーカーをひとつづつ入りきりすれば・・・・」と言いたかったが メインの漏電ブレーカが落ちるというのは 結構大変である。 そんなわけで 行くことになった。 ---------------------------------------------------------------------- 「電気がない」ということはどういうことかは わかっている。 ---------------------------------------------------------------------- 現場に行くと すぐ 警備保障会社がくる。 停電と 火災報知と パッシブなどの自動警備異常には 必ず来ることになっているらしい。 さて 復旧である。 こんな時は (学問的にやるわけではないから) できるだけ 早く復旧させたいと考える。 したがって 分岐ブレーカを全部 遮断して 電源再投入というのが ごく一般的方法だ。 このとき 「一般的」には 漏電ブレーカは落ちない。なぜなら メインの配線の 絶縁不良というのは 「一般的」には 考えられないからだ。 なかば 本能的に やった。 これで 電源投入すると 意に反して 漏電ブレーカは落ちたのだ。 漏電ブレーカは屋外設置 メインの盤は屋内設置である。 配置としては いい配列じゃないが 改修をしたのだろうから 仕方ない配列ではある。 仕方がないので メインの回路の絶縁を測った。 絶縁は ほぼゼロ・・・・・ 「うーん 変だぞ」 「分岐されているブレーカは全部切ったはず ということで もくろみは失敗 「外部盤から の分岐回路に二次側の絶縁を測る。」 良好ではないが 可の部類 ということで また内部に回り 主遮断機(ナイフスイッチ)を切った。 (主遮断機と 分岐回路の間の絶縁不良はないと思っていた・・・・) そして外部に回り 絶縁測定すると 良好・・・・・ ということは 結構 面倒・・・・・・・・・・・・・ すぐに 復旧できるはずだったが 「まいったぞ」 とにかく 外部で 分岐されている部分のブレーカを 投入 また 内部に回り(いったい 何回内部と外部をいったりきたりしたんだろう) だが ナイフスイッチの頭までは 電源は 来ている。 盤は埋め込み式で この構造がすごい。 外部カバーを はずし (ねじが十個くらいある。 )保護扉も外さないと 何もできない構造 しかたなく それらを はずし 絶縁測定 ナイフスイッチの二次側の絶縁を測ってみる。 分岐ブレーカを全部切って ニュートラル端子も全部開放したが 絶縁は ほぼ 0 「こんなことがあるのか・・・」って 感じ 盤内も そんなに 湿っている感じじゃないし・・・ 分岐ブレーカの二次側は 良好ではないが 可といった感じ・・・・ とにかく 分岐ブレーカを 取り外す 奇妙なことに ブレーカ下部と取付板に 油らしいものがべったり という感じ ブレーカには 油は入っていないのに 何だろう 「よく考えて 結露と判断した。」 条件で こんな風になるんだ。 それも ひとつだけじゃなくて 左側の ブレーカ 6個程度すべてだ。 なぜか 右側はそれほどでもない。 (メガが比較的良好) 外したブレーカを 振ると 水滴が出る状況・・・・・ それでも 盤の蓋が しばらく 開放されたためか ブレーカをふって ウエスで ふく操作を何回か繰り返したら 電源を 投入できる状態になった。 ということで 使っている状況での 結露による 絶縁不良の話でした。
by suzuden_co
| 2007-09-08 22:04
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